2018年 筏釣りin小浜 その2
2018年 11月下旬
今年は小浜はチヌの当たり年といってよい。
それと例年よりも冬の訪れが半月ほど遅いようである。
冬の到来を前に筏も最後のシーズンです。今年最後のチヌを狙って私マスターは再び晩秋の小浜に降り立った。
例年よりもましとはいえ朝はさすがに寒い。
今日は沖の筏を目指すが、天候は曇りで昼前からかなり風が強いらしい。
ランドマークの小さな島。よいポイントに入れてもらったが、さっそくうねりが強い。
今日は明らかに天候がよくない。
開始早々から強い揺れに見舞われます。これは船酔いが必至な状況。
潮の流れが速くオキアミでもほとんど何も当たらない様子。
今回はどこまでやれるのか、周囲の釣り人の様子を見渡しながら、可能な限り闘いを続けます。
それでもオキアミに小型のヘダイがかかり、クンクンとしたアタリが来る。
なんとか数を稼ぐが、すでに揺れがひどく画像に収める余裕がない状況。
風で寒さもあり、戦闘不能に陥ります。
うねりが強く筏に立っているのも大変になってきた。
10時くらいには船頭さんがやってきて、撤収準備の指示。
すでに船酔いで帰還する人たちも多数発生し、今日は大荒れの模様。
そう、これが冬の日本海の厳しさなのだ。
空が曇り、強い風が吹きはじめる。筏にしがみつきながら揺れに耐えます。
あちこちで船頭の船が飛ぶようにやってきて、筏に残っていた釣り人を次々と撤収していきます。
私の筏は最後の番。
上下にうねる船になんとか荷物を積み込み、なだれ込むように船に乗り込みます。
ようやく撤収完了。
皆、船の上でぐったりしながらも船は岸へと帰っていきます。
・・・
ようやく岸の筏につくとほとんど風も波も立っていない様子。
今日は私は最後の出撃なので、ほとんどの人が帰る中、午後も続けることとした。
いつものランドマークの島。
時折強い風が吹きますが、沖の様子が嘘のようにこちらは落ち着いています。
今日は、残りものに福があるか。少し休憩すると、不思議と戦闘不能から回復してきます。
ふたたび竿を筏に設置して、撒きエサを投下。
牡蠣の筏を挟んだ筏で、先に釣り始めている人がどんどんチヌを釣り上げています。
今日は沖ではなく内湾に集まってきていたのだ。
向かいの人はたくさん釣れているからか、正直随分と釣り方が荒い釣り方。だが、そのくらい数が出ている様子。
撒きエサを投下し続けます。
しばらくすると、刺しエサのサナギにコンコンとアタリ!
こちらにも集まってきたようだ!
やがて竿先が底にめがけてしなり、大きくしっかりと合わせると強い引き。
ついに釣れました。
20センチ後半のサイズだがよい型です。
その後も時間をおいてアタリが続きます。
同じようなサイズがテンポよくかかってきます。
それでも寒さで食い込みには時間がかかるので慌てずに大きくゆっくりと合わせると、
しっかり口に掛かってきます。
中層をオキアミでも探ってみたが、今回はアジなどのアタリはほとんどなかった。
コンディションとしてはかなりハードな日であったが、今日は午後に勝機があったようです。
最終的にはここ最近ではベストな結果となりました。
今年はまだもう少し釣れそうな様子ですが、今年を飾る良い釣行となりました。
午前の状況も併せると十分な内容。
それでも向かいの筏の方は、なんと40枚近く釣ったようである。
聞けば、その違いはエサにある様子。次回はトライする予定である。
今回の釣果
チヌ(20センチ後半サイズ) 9枚
ヘダイ 少々 その他ヒイラギ
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