2019年5月 渓流釣り in 福井
2019年5月某日
年号も令和となり、新緑の季節の到来である。
例年すっかり釣行の少なくなったが渓流の谷を久しぶりに目指す。
解禁からはかなり日が経ったこの時期に、渓流釣りに赴くのはかなり専門的にやっている釣り人であるが、このポイントでは人と出会うことはまずない。雪の多い年は道に入ることもできないところである。
新緑の渓流を見下ろす山道。
春の草花。
残念なことであるが、このあたりにはちょっと珍しい野草も生えていたが、ここ数年で採掘がされてしまった。
谷を慎重に進むと釣り場にたどり着く。
ここ数日天気がよいからか、少し水量が少なめである。
めぼしいポイントを狙いながら釣り進むが、魚のアタリが全然ない。
釣り荒れている様子はあまりないが、ちょっと天気が良すぎるようである。
水が非常に澄んでいる。美しい風景だが、釣りをするには少し澄み過ぎているようだ。
やがて、水深のある大きな瀬に出てきた。ここなら潜んでいると確信する。
慎重に仕掛けを投入する。2回目の仕掛けの投入で、目印の動きに変化がでる。
すかさず合わせるとズシリとした感触。竿が大きくしなった。
抜きあげようとするがこれは細い糸では難しいサイズである。
慎重に手元に寄せると、型のよいヤマメでした。
さらに、上流へと進んで行きます。
日も昇っており、アタリはほとんどありません。
遠目に水深のある小さな瀬が目に止まる。少し木陰になっており、気配を取られにくいポイントである。
遠目から仕掛けを投入する。仕掛けが水の流れに乗って、何度か瀬のまわりを巡ります。
すると、竿先に重い感覚。合せるとこれも竿がズシリとしなる。強い引きで魚が抵抗する、これはイワナだろう。
抜きあげられるサイズではなく、慎重に竿をさばきながら、少しずつ手元に魚を寄せていきます。
しばしの格闘の後、ようやくタモに収めることができた。
元々は稚魚放流されたイワナだが、よい型です。
その後は、ほとんどアタリもなく、今日はここまでです。
今回の釣果は、
ヤマメ 24センチ
イワナ 27センチ
定番の塩焼きは非常に美味でした。
お土産のコシアブラの若芽。これも天ぷらにすると非常に美味しいです。
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